
Beauty Design Lab Special|Episode 01 体験版
キレイなボトルには、ちゃんと“理由”がある。
洗面台やドレッサーにならぶコスメのボトルを見ながら、
「なんでこの形がキレイに見えるんだろう?」「どっちが倒れにくそう?」と、
お子さまと一緒に考えてみる90分の親子ラボです。
いろいろなボトルを見比べて、
予想して、すこしだけ実験して、
自分なりの“キレイで倒れにくいボトル”を紙にデザインしてみます。
今回のプログラムは、
Beauty Design Lab Episode 01「倒れないボトルをデザインしよう!」本編(全3Quest)の入り口となる、
3/8(日)限定のスペシャル体験版です。
- まずは、いろいろなボトルを見て「パッと見で一番キレイ」だと思う1本を選びます。
- 「なんでこの形?」「どっちが倒れにくそう?」と問いを立てながら、ミニ実験で確かめます。
- ワークシートの正面図・横からの形を使って、「自分なりのキレイで倒れにくいボトル」を描いてみます。
- 最後に、「ここがキレイ」「ここが倒れにくそう」と、一言プレゼンで形の“理由”を共有します。
※本編 Episode 01(全3Quest)では、今回の体験をふまえて、Tinkercadを使った本格的な3Dボトルデザインにも挑戦していきます。
※Episode 01 本編の詳細は
こちら
からご覧いただけます。
*国際女性デー
時間:13:30〜15:00
場所:新宿OR青山(開催1か月前に決定します)
小4〜6年生のお子さまと保護者さま(男女問わず参加OK)
先着20名
*予約制・参加費無料
Mother’s Beauty Time × Kids’ Words
自分の“美容時間”が、
お子さまの「キレイをことばにする力」になる。
朝晩のスキンケアやメイクの時間。
洗面台やドレッサーに並ぶボトルを見て、「この形かわいい」「このボトル、なんか大人っぽい」と話すお子さまのことばに、ハッとしたことはありませんか。その何気ない一言が、実は「かたち」と「バランス」を考える理系の入口でもあります。
こんな“親子のワンシーン”、ありませんか?
- いつも使っているスキンケアボトルを指さして、
「これが一番“キレイ”」と選んでくる。 - パッケージの色や形を見て、
「こっちは子どもっぽい、こっちは大人っぽい」と言い分けてくる。 - 新しいコスメを買ってきた日に、
「どうしてそのボトルにしたの?」と質問してくる。
コスメボトルのデザイナーは、
こんな会話をいつもイメージしています。
コスメメーカーのプロダクトデザイナーやブランド担当者は、
「このボトルを手に取るのは、どんな親子だろう」
をいつも考えながら、形やバランスを決めています。
たとえば――
- 子どもが「かわいい!」と言いそうな丸み
- 保護者が「仕事にも持っていけそう」と感じる細身のシルエット
- 洗面台に置いたときに、家の雰囲気になじむ高さと幅のバランス
デザイナーたちは、こうした親子の会話を頭の中で何度もリハーサルしながら、
ボトルの高さ・幅・くびれ・重心を決めていきます。
今回の90分体験版 Beauty Design Lab では、
そんなプロの裏側の考え方の「いちばんやさしいところ」を切り出して、
親子で楽しめるレベルまでやさしくして、一緒に体験してもらいます。
お家でいつも使っているお気に入りのコスメを題材にしながら、
お子さまはこんなことばを口にし始めます。
- 「ここがすぼまってるから、上品に見えるんだね」
- 「下のほうが広いから、倒れにくそう」
- 「キャップが細いから、全体がスッキリ見える」
それは、“なんとなくキレイ”を、
デザイナーみたいな言葉で説明できるようになる一歩です。
保護者の方の毎日の美容時間そのものが、
お子さまにとって「キレイ × 理系」の最高の教材になっています。
Balance & Stability
「キレイだな」と感じるボトルは、
見た目と“倒れにくさ”のバランスでできている。
コスメボトルのプロダクトデザイナーは、見た目のキレイさだけでなく、
「倒れにくいか」「安心して毎日使えるか」といった機能性や安全性もセットで考えながら形を決めています。
今回の90分体験版 Beauty Design Labでは、こんなポイントに注目しながらボトルを見比べます。
- 底の広さと高さのバランス
- どこに重さがたまりやすいか(重心の位置)
- 細長いシルエットと、どっしりしたシルエットの見え方の違い
「こっちはキレイだけど、ちょっと不安定そう」
「こっちは落ち着いて見えるし、倒れにくそう」
といった言葉が出てくることで、
“キレイ=なんとなくの好み”から、“キレイ=見た目と安定感のバランスがとれた状態”へと、お子さまの感覚が一歩進んでいきます。
Mental Rotation × Spatial Thinking
見えないところまで想像できる子どもは、
「キレイの見え方」も「考える力」も深まっていく。
コスメのボトル設計をしているプロダクトデザイナーは、1つのボトルを
正面・横・斜め・上から…と、いろいろな方向から何度も確かめながら形を決めていきます。
そのときに使っているのが、頭の中で立体をクルッと動かす
「メンタルローテーション(頭の中で形を動かす力)」と、
形や位置関係をまとめてとらえる空間認識力です。
今回の90分体験版では、ボトルをただ「かわいい」で終わらせず、
「横から見たらどんな形?」「上から見るとどう見える?」と、
紙の図と簡単なモデルを使いながら、頭の中で形を動かしてみる小さなワークを行います。
正面だけでなく、見えないところまでイメージしてみることで、
お子さまの頭の中では、
「形を動かして確かめる力(メンタルローテーション)」と、
「空間をまとめてとらえる力(空間認識力)」が同時に動き始めます。
これは、立体図形やグラフ、図形の証明など、
将来の算数・数学で「途中の状態を頭の中で追いかける力」の土台にもなっていきます。
本編の Beauty Design Lab Episode 01(全3Quest)では、
今回の体験版で育てたイメージをもとに、Tinkercadを使った本格的な3Dデザインにステップアップしていきます。
立体をイメージして考える「デザイナー&理系の土台力」を、じっくり育てていくイメージです。
PROGRAM FLOW
90分で味わう、Beauty Design Lab 体験版の
「見る・気づく・ためす・描く・伝える」。
今回の3/8(日)90分体験版では、ボトル設計デザイナーの仕事の流れを、
お子さまでも取り組みやすい4つのステップにギュッと凝縮して体験します。
〈見る〉 いろいろなボトルを見て「好き!」を選ぶ
まずは直感で、一番キレイだと思う形に出会う。
いろいろな香水ボトルやコスメを見比べながら、
プロダクトデザイナーが大切にする「第一印象」を体験します。
テーブルに並んだボトルやイラストの中から、
お子さまに「パッと見で一番キレイ」だと思う1本を選び、シールを貼ってもらいます。
〈気づく&ためす〉 「なんでだろう?」を言葉とミニ実験で確かめる
“なんとなく好き”の中身を、ことばと簡単な実験で整理する。
「なんでこのボトルを選んだの?」「どこがキレイに見える?」と問いかけながら、
高さの比率、くびれの位置、下の広さなど、「なんとなく好き」の中身を一緒にことばにしていきます。
さらに、紙コップや簡単なモデルを使って、
細長いモデルとどっしりモデルを板の上で傾けながら、
「どっちが先に倒れる?それもなんで?」を予想 → 実験で確かめます。
「下がひろいほど倒れにくい」「重いところが下にあると落ち着いて見える」など、
かんたんな“算数のモノサシ”も、ことばとしてそっと紹介します。
〈つくる〉 紙に“キレイで倒れにくそうなボトル”を描いてみる
正面図と横からの形を組み合わせて、自分だけのボトルをデザイン。
テーマは、「自分が使いたい“キレイで倒れにくいボトル”」。
ワークシート上の正面図・横からのかたちをヒントに、
四角・円柱・台形などのシンプルな形を組み合わせて、
自分なりのボトルシルエットを描いていきます。
本編の Beauty Design Lab Episode 01(全3Quest)では、
今日描いたイメージをもとに、Tinkercadを使って本格的な3Dボトルづくりにも挑戦していきます。
〈伝える〉 形の“理由”を一言だけでも話してみる
デザイナーのように、自分の言葉でプレゼンしてみる小さな一歩。
時間が許す範囲で、数名のお子さまに前に出てきてもらい、
「このボトルのどこがキレイ?」「どうして倒れにくそうだと思う?」を、
一言だけでも発表してもらいます。
全員には、今日見つけた「キレイのひみつ」を一言で書くミニカードを配布。
「下がひろいと安心して見える」「重いところが下だと落ち着く」など、
自分の気づきをことばにして持ち帰ります。
WHAT KIDS TAKE HOME
このラボで、お子さまにプレゼントしたい3つの力。
今回の90分体験版 Beauty Design Labでも、コスメボトルという身近な題材を通して、
形を観察する目・バランスを考える頭・自分の感性を言葉にする勇気といった、
これからの学び、特に算数・理科・デザインにもつながる“3つの力”の入口を持ち帰ってもらうことを目指しています。
1. 「なんとなく好き」を言葉にできる力
理由を説明できる、小さなプレゼン力。
コスメボトルを前に「なんとなく好き」で終わらせず、
どこがキレイだと感じたのかを言葉にしてみる経験は、
勉強や仕事の場面でも大事な「理由を言葉にする力」につながります。
2. キレイと機能を両方考えられる力
デザインと機能のバランスを見る視点。
見た目のキレイさだけでなく、「倒れにくさ」「持ちやすさ」「使いやすさ」まで考えることで、
プロダクトデザイナーが行っているデザインと機能のバランスをとる視点が育ちます。
3. 自分の感じ方を前向きにとらえる力
自分の感性を大事にできる自己肯定感。
「自分が感じた“キレイ”には、ちゃんと理由がある」と気づくことで、
センスや感性を前向きにとらえられるようになります。
自分の感じ方を、デザイナーの視点に近い言葉で表現する一歩を踏み出していきます。
EVERYDAY BEAUTY × FUTURE DESIGN
いつもの“美容時間”が、
お子さまの STEM とデザインの入り口になる。
朝晩のスキンケアやメイクの時間。
何気なく手に取っているコスメのボトルたちは、
- 形や重心を考える プロダクトデザイナー(ボトル設計担当)
- ロゴや文字・色づかいを整える グラフィックデザイナー
- ブランドの世界観やターゲットを決める ブランドマネージャー
- 詰め替えやリサイクルまで含めて考える パッケージエンジニア
など、多くのプロの仕事が重なってできた「作品」です。
毎日の“美容時間”が、
学びのきっかけに。
“なんとなく好き”を、
デザインのことばに。
この体験が、
未来への小さな一歩に。
プロたちは、1本のボトルを設計するときに、
- 棚に並んだとき、店頭で目にとまるかどうか
- 手に持ったときのフィット感や重さの感じ方
- キャップの開けやすさ・閉めやすさ、液だれしないかどうか
- 中身を最後まで気持ちよく使い切れるか
- 詰め替えやリサイクルのしやすさ、環境への負荷
といった、たくさんの条件を同時に考えながら、ボトルの形や素材、細部の寸法を決めていきます。
Beauty Design Lab は、そんなプロダクトデザイナーたちの視点の「いちばんやさしい入り口」を、お子さまにも体験してもらうためのプログラムです。
いつも見ているコスメボトルを、「ただの容器」ではなく、
「たくさんの人の工夫と計算がつまった、“かたちと使いやすさを考え抜いたボトル”」
として見られるようになることは、日常のなかにある STEM の入り口に気づくきっかけになります。
今回の90分体験版 Beauty Design Labが、
将来、お子さまがコスメやプロダクトデザイン、ものづくり、あるいはSTEM分野の世界に興味をもったとき、
「あのときボトルデザインを考えた経験が、最初の一歩だった」と振り返ってもらえるような、
小さな“原体験”になればと考えています。
EVENT INFORMATION
Beauty Design Quest 01(3/8 90分体験版)|開催概要
日程は下記の通りです。
会場の詳細などは、決まり次第このページおよびお申し込みくださった方にご案内します。
📅 日時
2026年3月8日(日)13:30〜15:00
*国際女性デー
形式:90分の親子ワークショップ
(ボトル観察+ミニ実験+デザイン体験+共有タイム)
📍 場所・参加費
◆場所:東京(新宿または青山エリア予定)
*会場は、開催約1か月前にお申し込みの方へご案内します。
◆参加費:無料
👨👩👧👦 対象・定員
◆対象:小4〜6年生のお子さま(男女問わず)
※お子さまだけの参加・保護者同伴いずれもOK
◆定員:先着20名(予約申込制)
いつも何気なく選んできたコスメボトルを通じて、
お子さまが身近なかたちの中にある“考えるきっかけ”を見つける90分になりますように。
「キレイ」の裏にある“ちゃんとした理由”を、いっしょに見つけにきませんか。
3/8(日)90分体験版に申し込む(保護者さま専用)