できるかどうかは、やってみてから

新学期に一歩踏み出すことを、確率と回数の考え方で後押しするイメージ画像

新学期こそ「回数」で前に進むという考え方

新学期は、何かを始めたくなる時期です。

新しい勉強。
新しい習い事。
新しい挑戦。

でもその一方で、こうも思いやすい時期です。
「自分にできるかな」
「失敗したらいやだな」

そんなときに大事なのは、最初から「できる人」かどうかで考えないことです。

<できるかどうかは、最初の1回では決まりません。 挑戦する回数が増えるほど、「できる確率」は上がっていきます。

1回では、ほとんどわからない

たとえば、1回でうまくいく確率が20%だとします。

このとき、1回でうまくいかない確率は80%、つまり0.8です。

ここで、「3回やっても全部うまくいかない確率」を考えてみます。

これは、
1回目も失敗する
2回目も失敗する
3回目も失敗する
この3つが全部そろう確率です。

だから、足し算ではなく、かけ算になります。

0.8 × 0.8 × 0.8 = 0.8³ ≒ 0.51

つまり、3回やっても一度もうまくいかない確率は約51%ということです。

逆に言えば、
3回のうちに少なくとも1回はうまくいく確率は約49%
ほぼ半分です。

回数を重ねると、確率は大きく変わる

同じ考え方で、10回やるとどうなるでしょうか。

「10回とも全部うまくいかない確率」は、

0.8を10回かける=0.810 ≒ 0.11

になります。

つまり、
10回やっても一度もうまくいかない確率は約11%

逆に言えば、
10回のうちに少なくとも1回はうまくいく確率は約89%
ほぼ9割です。

最初は成功率が高くなくても、回数を重ねるだけで、結果はここまで変わります。

「才能」ではなく「回数」で見る

何かができる人を見ると、「あの人は才能がある」と思いがちです。

でも実際には、最初からうまくいっていたわけではありません。

何回もやって、
少しずつ慣れて、
うまくいく形に近づいていった。

それだけのことです。

できるかどうかは、才能よりも回数で変わります。

最初の1回で判断するのではなく、
「あと何回やったら変わるか」で考えるほうが、ずっと現実的です。

失敗は「まだ途中」というサイン

「一度も失敗したことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない」

新しいことを始めれば、うまくいかないことはあります。
思ったより難しいこともあります。

でもそれは、「向いていない」という意味ではありません。
ただ、まだ回数が足りていないだけです。

1回でうまくいかなかったとしても、それは失敗ではなく、「1回進んだ」状態です。

行動すると、確率が動き出す

やる前は、「できるかどうか」はわかりません。

でも、やってみると情報が増えます。

どこでつまずいたのか
何が難しかったのか
どうすれば良さそうか

こうした情報が増えるほど、次の行動の質が上がります。
結果として、成功に近づく確率も上がっていきます。

行動することで、確率そのものが動き始めるのです。

新学期は「最初の1回」を置くタイミング

最初からうまくやる必要はありません。

大事なのは、
最初の1回で終わらせないこと。
少しでもやってみること。

1回でだめでも、まだ1回です。
3回やれば、半分近くまで変わります。
10回やれば、かなり景色は変わります。

できるかどうかは、やってみてから。
やってみる回数が、力になります。

新学期は、その最初の1回を置くのにちょうどいいタイミングです。

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