親のための算数リテラシー

算数を「計算のテクニック」ではなく、「意味から理解する力」として整理する、保護者向けの算数リテラシー講座です。
前提条件の置き方、自分で問いを立てる力、量感把握・量の見方、分数や割合の“つまずきの正体”など、子どもの学びを支えるために大人が知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。日常の声かけや家庭学習のフォローにも役立ちます。

親のための算数リテラシー
前提をつくる力が、思考の地図をひろげる

子どもが算数の文章題を解いていて、こんなことを言う場面があります。 「だって、1本にどれくらい入ってるか書いてないよね?」 「ほんとうに4等分できるの? コップ、どうするの?」 多くの大人はここで「そういうものとして習う […]

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親のための算数リテラシー
数は「数えない」ほうが、子どもの思考は立ち上がる

― ボール5個を「3と2」に見られる力は、算数の土台 ― 子どもといっしょに算数を考えていると、どうしても 「1、2、3…」と数える場面 が多くなります。 もちろん、数えることは大事です。でも実は、算数が得意になる子は、 […]

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親のための算数リテラシー
子どもが“自分で問いを立てる力”は、家庭の会話で育つ

「問いを立てる力」は、日常の会話で育つ。まずは“なぜ?”を一緒に育てよう。 子どもが学びを深めるうえでいちばん大事なのは、 「自分のことばで“なぜ?”を立てられること」=問いを立てる力です。 問いを立てる力とは、 目の前 […]

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